第06回 安全第一のホントの意味 - とらふえ屋

第06回 安全第一のホントの意味

運動部の運営方法についての書籍であれば触れられるかもだけど、

文化部になると安全について触れられる機会はほとんど無いかもね。

だけど、どんな団体でも事故は起こるし、本編で触れたように

実際に事故が起こって活動ができなくなった音楽団体もあるわ。

 

本編では、企業において労働安全衛生の実務に携わったことのある

方にお伺いして、安全に関する基本的な考え方を紹介したわ。

 

やっぱり企業でも、工場とか工事現場では安全は重視される一方

オフィスでの事務作業では安全が忘れられる傾向があるんだって。

でも、棚の上の物を取ろうとして椅子から落ちて死亡っていう

墜落災害が後を絶たないなど、どんな仕事でも安全は大事よ。

またよく言われる言葉で「自分の身体は自分で守る」というのが

あるけれど、とかく集団で活動しているのであれば

この言葉を呼びかけるだけの安全活動では全く意味が無いわ。

 

それよりも必要なのは「お互いの身体はお互いが守る」よ。

体調が悪そうな人はいないか、不安全な行動をする人はいないか

周りを見るとともに、活動計画を立てる側の人間は特に

どうすれば安全な活動ができるのか、考えることが必要よ。

 

それらをせずに、「自分の身体は自分で守れ」と安全の責任を

各個人に押し付けてしまうだけの指導者は、全く残念ね。

自分の団体から、ケガをするような人を出さず、楽しく活動を

していけるように、引続き考えていきましょう!

 

それじゃ次回は「第07回 強い会計と弱い会計って?」よ。

おたのしみに!

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