冬コミで当サークルのスペースにお越し頂いた方々ありがとうございました!
そしてとらふえ屋を今年もよろしくお願いいたします。
以下にレポ等をお送りしますがどうも長文になってしまいスミマセン……
――コミックマーケット83(3日目)レポ―――――――――――
■完成まで
今回の新刊(すっかり「新譜」ではない)はこちらでした。
『同人屋さんのタスクとモチベの管理法』 http://bit.ly/So679Z
表紙やアンケートも含め色々な方にご協力いただいたので
がんばらねば!と作りましたが、締切一ヶ月前に新しい編集環境として
InDesignを導入するなど、本書の内容に反してなかなか綱渡り(ぉ
秋アニメを追えなくなったりしながらもなんとか無事に完成できました。
■広報
今回はアキバBlogさんの冬コミ支援ツイート企画に応募したり
色々な方にRTいただいたりしました。
またサークルカット、特設サイト、webカタログ等も色々と。
当日広報用としては、ポスタースタンドとして「PO.SU.TA.」を導入。
持ち運び簡単、組み立て1分ちょいと非常に便利。
周りを見るとかなり多くのサークルがこれを使ってました。
A1判ポスターって大きくて目立っちゃうかな……と思ってたら
周りも大判ポスターが乱立。評論島の意気込みはかなりのもの。
■頒布そして完売
無事に開会(今回は本当に準備会に感謝)。ぱちぱち。
評論は後半戦が勝負かなぁと思ってたらとんでもなく、開会直後から評論島は人であふれかえっていました。(他イベントと比べるとその差が際立ちます)
うちのスペースにも多くの方に来ていただきました。
3日目は男性向けジャンルが多いはずなのですが、意外に女性の方も多く。
やっぱり一人が見てると「なんだなんだ」と集まってきますよね。ということで、何人もの方が購入を待っているような状況もたまにでき、てんやわんやで13時前には完売をしてしまいました。そこからは完売お詫びモード。
前回も完売してしまった反省から、今回は2倍の量を用意していたのですが全然持たず。
毎回同じ方向の本を出してれば予想は付きやすいですが、
うちはその都度全然違うテーマの本を出してるので
なかなか頒布数の見積もりって難しいです。
「大量に余ったら帰りにあの最大手のヤマトorゆうパックに並ぶのかなぁ」
と思っていたのでそこはうれしい誤算でしたが、
入手できなかった方には本当に申し訳なかったです。
なお某所で取り上げて頂けるようなお話もいただきましたので
また情報が入ったらお知らせします。
書店委託もそろそろ開始されると思います。
■新刊の内容について
各所で「浅く広く述べました」と書いたとおり、決して今回は
各テーマについて専門的に扱ったわけではありません。
タスクやモチベ管理についてはそれこそ専門書も色々出てますし。
ただ、特に同人活動に特化して「タスクやモチベについては
こういう切り口で整理してみるといいのでは」とまとめられたのは
一つの意義かなとは思っています。
一口に「うまくいかない」といっても「何がうまくいってないのか」が
明確でない場合がありますので、本書で頭の整理をしてもらえると
いいのかなぁと思っています。
――今後の活動について――――――――――――――――――
■企画・編集屋さんとして
今後も引続き、笛については合同サークルの方でやるとして
個人の方では評論情報系でやっていければなぁと思っています。
サイトの方も色々情報は載せてますがちょっと手をかけたいところ。
できれは今回の本のように「今までなかなか体系的に論じられることが無かった分野」
についてうまくまとめていき、少しでも役立つものが作れればと思っています。
たとえば今やオタの恋愛に関する本は多いですが、2008年に
『30歳の保健体育』が出るまでは実はあまりなかったんじゃないかと。
このように潜在的に皆が感じてる「これを論じてくれれば」をうまく顕在化させるのが
企画・編集屋さんの醍醐味ですよね。
■やってみたいこと
今のところは今年こんなことやってみたいなぁとは思っています。
・団体運営について
「はじめての楽団運営」は書きましたが、どうもマニュアルチックで
特に対象とする初心者の方にはとっつきにくいかも?ということで
今回新刊で出したような対話式のものを何かできないかなぁと。
それにあれは楽団だけでなく一般に団体運営について述べてるので
より対象を広くやってみてもいいかなと。
・投稿動画や頒布物がより多くの人に見てもらえるようになるには
制作自体ではなく広報等の側面から論じてみたいですが
そもそも自分もそこまで上手くできてないので、やるとしたら
取材とかしないといけないと思います。
・初心者向けの合奏指導法の動画
実際に演奏をまず流し「ではどういう練習をやれば改善するでしょう」とやるとか。
わざとリズムを間違えて演奏してる人がいてそれに気づけるかとか。
プロ向けのはあるんでしょうが、アマチュアレベルって意外に無い気がします。
その他「なぜゲーム音楽の楽団は多くてアニメ音楽の楽団は少ないか」の時も
自分だけではこんな本はとてもできなかったと思うので、こんな感じで
あるテーマについて詳しい人同士の対談とかも面白そうかなぁと思っています。
実は今回の新刊も、とある友人の発案で作られたものだったりします。
次回作はまだ白紙の状態なので、もし何かアイデアがありましたら
教えていただけると大変ありがたいです。
……ということで長々書いてきましたが、今年もどうか
よろしくお願いいたしますー!
※その他個人的な今年の目標は別記事で書きます
コメントをお書きください